民主党 小沢幹事長が関係する
陸山会の土地購入をめぐる問題
現時点での問題点・疑問点
1 わかりやすい解説2 なぜ?東京地検特捜部は疑いを持っているのか?
3 問題の経緯 (時系列)
4 これまでの捜査の経過 (時系列)
☆ 現時点での問題点・疑問点
1.土地の購入日の虚偽
なぜ、土地の登記と政治資金収支報告書の記載を、
実際の土地の購入日である2004/10/29せず、
翌年の2005/1/5としたのか?
石川容疑者:虚偽を認めているも理由は不明。
小沢氏: 「何も聞いていないので知らない」と言う。
↑ 常識的に石川容疑者の判断だけで出来る事だろうか?
石川容疑者が勝手にやったのだとしたら理由は?
2.土地の購入資金である小沢氏個人資産の虚偽記載
なぜ、石川容疑者は小沢氏より受け取った現金4億円を
政治資金収支報告書に記載しなかったのか?
また、なぜ4億円を「陸山会」の複数口座へ分けて入金したのか?
石川容疑者:
「小沢先生の資金4億円で土地を購入した事実が明らかになれば、
党代表選に影響すると考えた」と虚偽を認めている。
分割して入金した理由は、
「一つの銀行に預けると、小沢氏に多額の資金があると思われるから」
と証言
小沢氏: 「何も聞いていないので知らない」と言う。
↑ これも常識的に石川容疑者の判断だけで出来る事だろうか?
まだ、石川容疑所の証言だけでは理解しがたい。
3.土地購入日の一連の銀行取引について
関連政治団体から計1億8千万円を入金し、4億円の定期預金を作成して、
さらに銀行から4億円の融資を受けた理由。
石川容疑者: まだ具体的な供述は得られていない。
小沢氏: 具体的な事は知らないという。
ただ、以前にも陸山会が不動産を購入した際に、
個人での借入を秘書から要請され、今回も秘書から要請があり、
そういう理由からと思い銀行の書類に署名した。」
↑ 土地購入資金があるにも関わらず、このような取引を行った理由が
非常に不明瞭であり、石川容疑者からの供述が必要。
この取引では、関連団体の政治資金を小沢氏個人の資産にし、
新たに銀行から4億円の融資を受け、
その4億円を陸山会への貸付としている為、
政治資金(献金)を小沢個人の資産とする行為であり、
税的な事がしっかりされているのか確認が必要。
(ただ、脱税ならば時効だと思いますが、倫理的にはっきりさせたい)
銀行の書類に署名した理由が「そういう理由からと思い」では、
4億円もの大金の取引に関わる書類に、署名をした説明に
なっていないので、石川容疑者に事情を確認後、
再度、小沢氏にも確認(再聴取)される可能性はあると思います。
4.2億8千万円寄付の虚偽
2005/1/5に関連政治団体から2億8千万円の寄付があったし
政治資金収支報告書への虚偽の記載をした事について。
池田容疑者: 2005/1/7に取得不動産の取引があったとする為の、
つじつまあわせの記載であった事を認める。
小沢氏: 一連の虚偽記載については秘書が勝手にやった事で
関与していないという。
↑ これも常識的に池田容疑者の判断だけで勝手に行うのだろうか?
当時の池田容疑者は逮捕された当事者の中で一番立場が低いと思われ、
独断での判断・行動は難しく、誰かの指示があったのか確認が必要。
5.水谷建設からの裏金
水谷建設が、工事を受注の見返りとして計1億円渡したとの供述について
大久保・石川容疑者: 受け取っていないと全面否定
水元建設元役員: 1億円を5000万円ずつに分け2004/10と2005/4に
渡したと供述。
↑ 特捜は既に水元建設の証言を裏づける捜査が進められているようだ。
今後、水元建設と秘書達のどちらの証言がただしいのか調査がされる。
6.4億円の小沢氏個人資産の原資
土地購入代金となった小沢氏の個人資産とされる4億円の原資は何なのか?
小沢氏: 1985年の自宅購入後の残り2億円と、
1997年・2002年に家族名義の口座から引き出した
2億6千万円だと説明
「不正な裏金など一切無く、秘書ももらっていないと確信する。」
↑ 小沢氏の個人資産が家族名義にしていた理由を、
病気で倒れた時に「万が一を考えて」と言っているので、これは
生前贈与に当たると思われ税的な事がしっかり行われているのか、
また、家族名義にしたものを戻す事も贈与の対象になると思われ、
こちらも税的な事がしっかりとされたのか確認が必要。
(ただ、脱税ならば時効だと思いますが、倫理的にはっきりさせたい)
常識的に4億円もの大金を現金で保管している事は非常に不自然。
うち、2億円は20年間現金でずっと保管していた
と言うのは、にわかに信じがたい。
この現金には本当に他の資金は含まれていないのか?
この他にも多数の不動産取引を行っており、
保管していた現金は他の取引では必要としなかったのか?
等、非常に不明瞭な点が多い為、
小沢氏と関係政治団体の収支を確認後、
小沢氏が再度事情聴取される可能性が高い。
7.政治資金管理団体が土地を購入する行為について
↑ 今は、政治資金管理団体が不動産を購入する事は禁止されているが、
当時は規制前の為、違法ではない。
ただ、
陸山会は世田谷の土地の他にも、都心一等地の高級マンションを中心に
11物件の不動産を所有しており、総額は10億円近くに上ると見られる。
これらの不動産の所有目的に疑問が残る。
不動産の取得は税的な優遇が受けられる政治資金管理団体「陸山会」が
行っているが、土地の名義は小沢氏個人となっている。
「名義は小沢個人だが所有は陸山会」とする確認書が作成されているが、
疑いがもたれてから作成されている可能性があり、法的拘束力も無い為、
税金逃れの可能性がある。
(これも脱税ならば時効だと思いますが、倫理的にはっきりさせたい)
(総務省の所管する政治家の資金管理団体で、
不動産を所有しているのは「陸山会」のみ。)
今後の捜査の進展は、逮捕された秘書達の証言が大きいのではないでしょうか。
食い違いがあれば再度小沢氏への事情聴取する可能性はあるでしょう。
証拠を隠すために、また秘書が自殺する様な事にはならないでほしいが・・・。
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