2010年バンクーバー冬季オリンピック代表

ショートトラック 小澤美夏

両親からもらったお守り

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小澤美夏(24)　女子1500m　日本記録保持者
出場予定種目　女子ショートトラック　1000m、1500m、3000mリレー

小沢の持ち味は、混戦の中でも競り勝つ強いメンタリティー
「しんどい時でも、そこからホントに粘る」（小沢）

そんな小沢美夏のメンタルを支えるのは、
ユニホームについたお守り。

そのお守りとは、
手縫いの袋に入れられた、ヤツデの葉っぱ
一年前に両親から送られたもの。

転倒や激突が当たり前のショートトラックで、
去年、小沢美夏は、
転倒により、首のムチウチや軽い脳しんとうを起こすなど、
オリンピックへ向けてケガへの不安を感じていた。

それを知った両親が、
自宅の庭でヤツデを育てた。
ヤツデの葉は、“幸せを招くお守り”と言い伝えらている。

「故障とケガをしないように、それだけを願って渡した」母　京子さん
「どこかにウチら（親）がくっついている」　父　滝男さん
そんな思いでヤツデの葉を渡したと言う。

そして、小沢美夏は、ヤツデの葉を身に付け、
2009年12月の全日本選手権で、
ケガを恐れず、持ち前の滑りを見せ、
バンクーバー五輪出場が決定した。

小沢美夏は
「私の知らないところで
私以上に私を応援してくれる
っていうのが すごく感じたので、
そのチカラを背負って滑りたいなって思います」
と言った。

[2回]