シャモ（軍鶏）って美味しいの？！

1867年11月15日（慶応三年）、京都近江屋でしゃも鍋を所望し、シャモが到着するのを待っている間に、龍馬は暗殺された。
（有名な話ですが、それ程のシャモ好き！）

では、シャモとは美味しいのか？
普通のブロイラーの鶏肉とシャモ肉と、焼き鳥にして比較。
　[ブロイラー：100g98円　シャモ肉はおよそ5倍の値段]
通りかかる一般の人30人に、何の肉かは告げずに試食してもらい、どちらが美味しいか判定してもらった。
結果は、ブロイラー22票に対し、シャモは8票となった。
試食した多くの人は硬いと不評。
所ジョージが試食したところ、「そうとう日がたった肉のよう、鳥じゃないものを食べているようだ。喉に詰まる。」

何故かシャモ肉は硬いのか？
闘鶏を取材しに行った時、近くにいる人間に手当たりしだい襲い掛かる凶暴さを見せた。
シャモは軍鶏と書くように、闘鶏で鳥同士を戦わせる為に品種改良された鳥で、筋肉が普通の鶏よはるかに多い為。
ブロイラーとシャモのミンチにした同じ重さのモモ肉を煮込み、1時間後に分離した油分を比較したところ、シャモはブロイラーより油がずっと少なかった。

シャモは、シャモ鍋にすると美味しい。
シャモはサッと煮込めば食べられ、硬くならないうちに食せる。筋肉質なので良い出汁が出る。
（所ジョージはのけぞるほど絶賛！「みんなでシャモを食べよう」とも）

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