民主党 小沢幹事長が関係する
陸山会の土地購入をめぐる問題
をわかりやすく解説
1 わかりやすい解説2 なぜ?東京地検特捜部は疑いを持っているのか?
3 問題の経緯 (時系列)
4 これまでの捜査の経過 (時系列)
☆ 現時点での問題点・疑問点
捜査の経過 (時系列)
2007年
「陸山会」の事務所費が過大だな事が指摘され、小沢氏側が2005年分の事務所費の内訳や領収書を公表。
2005/1/7に秘書の宿舎の為に世田谷の土地を買ったために事務所費が膨らんだと為と説明。
2009/10月
2007/1/7に購入したとされる世田谷の土地は、実際には2004/10/29の午前中に購入し売買契約が成立している事が判明。
2009/11/17
東京都内の市民団体が土地代金を04年分の収支報告書に記載せず、05年分の報告書に記載したとし、小沢氏の公設第1秘書の大久保隆規被告と事務担当者ら3人を告発。
2009/12月
陸山会の事務担当者だった石川知裕衆院議員から事情聴取
資金提供の真偽の確認を含め、政治資金規正法違反などにあたる行為がなかったかを調べるため。
2009/12月
土地購入の数日前から、4億円が小沢氏の関連する他の政治団体に振り込まれ分散後に、「陸山会」へ入金されている事が判明。
この金は政治資金収支報告書にも記載されていなかった為、虚偽記載の可能性。
また、「陸山会」が土地購入の原資としている銀行からの借り入れの入金が、土地購入代金の振込み後だった事が判明。
この時、石川容疑者は関与を否定する。
2010/1月某日
石川容疑者が、土地購入の原資が小沢氏個人の資金であり、政治資金収支報告書への不記載も認めた。
2010/1月某日
小沢氏側の意向が反映されたとされる、岩手県奥州市の「胆沢ダム」(いさわ)の受注に絡みゼネコン側が裏金を作っていた疑いが浮上。
土地購入の近い時期に1億円が渡されたとの供述があり、土地の購入原資と関連性を特捜が調査。
2010/1月某日
石川容疑者が、事前に「陸山会」の口座に数千万円に分け約4億円を入金し、土地購入後に4億円の定期預金をつくり、新たに銀行から4億円を借り入れるという不明瞭な取引を行った事が判明。
「陸山会」は1994年以降の他の5件の不動産取得の際も、預金を担保に銀行から融資を受けてる手法をとっていたことが判明。
2010/1/13
東京地検特捜部が陸山会事務所など小沢一郎民主党幹事長の関係先及び、胆沢ダムを受注した大手ゼネコン・鹿島の本社や東北支店を一斉捜索。
小沢氏が事情聴取に応じる姿勢を示さず、任意捜査では全容解明に限界があると判断。
2010/1/15
土地購入代金の政治資金収支報告書へ虚偽の記載をしたとし、
・元私設秘書で衆院議員石川知裕容疑者
・元私設秘書の池田光智容疑者
・公設第1秘書で元陸山会会計責任者だった大久保隆規容疑者
を政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑で逮捕。
2010/1/16
石川容疑者が2005/1/5にあった、関連政治団体からのからの2億8千万円の寄付は偽装であった事を認める。
2010/1/19
胆沢ダムを下請け受注した中堅ゼネコン「山崎建設」「宮本組」について、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で家宅捜索。
大久保秘書が、裏金を提供したと証言した「水谷建設」元役員から、接待を複数回受けたことを認めるが、資金ついては「知らない」と否定。
石川容疑者と池田両容疑者が、虚偽記載をしたことを当時の公設第1秘書・大久保容疑者に報告した事を供述。小沢氏からの指示は否定。
2010/1/23
資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡る一連の問題で、小沢氏から任意で事情聴取。
小沢氏は、土地購入の為に個人資産を貸し付けただけで、後の具体的な事務は担当者が行った事。と、虚偽記載等一連の関与を否定。
原資の一部が裏金である事も否定。
2010/1/25
2010/1/15日政治資金規正法違反の容疑で逮捕した、
・元私設秘書で衆院議員石川知裕容疑者
・元私設秘書の池田光智容疑者
・公設第1秘書で元陸山会会計責任者だった大久保隆規容疑者
の拘留期間をさらに10日間2/4迄延長。
2010/1/29
2004年10月の4億円の入金とは別に、新たに、2005年春頃に陸山会の口座へ4億円入金されている事も捜査されている事がわかった。
2010/1/31
土地購入を巡る一連の問題で、小沢氏から再度事情聴取。
前回同様、一連の関与を否定。
2005年春頃に入金された4億円について、
「元側近から預かったもの」と証言し、1回目の事情聴取で「わからない」から変化した。
2010/2/3
大久保容疑者が、事務担当者から虚偽記載の報告を受けて、了解したことを認める供述。
2010/2/4
公設第1秘書で元会計責任者の大久保隆規 容疑者(48)
元秘書で事務担当者の衆院議員・石川知裕 容疑者(36)
元秘書の池田光智 容疑者(32)
3名を政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴。
小沢氏については証拠十分でないとして、不起訴(嫌疑不十分)となった。
2010/2/5
政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で起訴された、
公設第1秘書で元会計責任者の大久保隆規 容疑者(48)
元秘書で事務担当者の衆院議員・石川知裕 容疑者(36)
元秘書の池田光智 容疑者(32)
3名が保釈金を支払い保釈された。
1 わかりやすい解説
2 なぜ?東京地検特捜部は疑いを持っているのか?
3 問題の経緯 (時系列)
4 これまでの捜査の経過 (時系列)
☆ 現時点での問題点・疑問点
(現在捜査中であり、報道されている事をまとめただけなので、真偽はまだ不明です。)
(非常にわかりづらいです。なので間違いがあったらすみませんm(_ _)m )
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